Pipi50作戦 

2007.4月17日 50m以上先のコウモリの検知を目指すPipi-50作戦を開始。

  50m先まで検知できれば600坪の円内のコウモリが検知可能になる、Pipi50作戦と名付け感度UPを試みる。
  回路のみの改良では限界に近づいていると考え、発想を変えた複数の方式を検討中。

  Pipi50作戦 その1  集音器で感度UPを図る
  BD−AS13(バットディテクター販売のページで販売中)を外部マイク接続式に改造して集音器に取り付けたマイクと接続。
  手っ取り早く試すため集音器は市販のカーブミラーを購入、取り外したミラーを裏返して255mmφの凹面鏡をゲット。
  細心の注意をしたつもりでいたが、分解中にチョット力を入れたらガラス製のミラーにひびが入ってしまった。
  ミラーの表面をフイルムテープで、内側はエポキシ樹脂で補強した。
  室内テスト時は期待したより超音波が収束しないように感じたが、フィールドテストでは見事目的を達成できた
  無指向性のマイクがかなり指向性が強くなった分ゲインが稼げたのかも知れない。


  日没直後に観察ポイントの向こう側の道路の先から餌場に向かって直進してくるアブラコウモリを目視しながら検知距離をしらべる。
  2007.4.29 ついに50m以上先のコウモリの検知に成功!した(*2)。
  集音器やBDを改良する事で更なる性能UPを図りたい。

   *1: アブラコウモリ(Pipistrellus abramus)のPipiと検知可能距離50mからPipi50作戦と命名
   *2: 個体差、進行方向により検知できる距離は変わるので目視で出来た全ての個体が検知出来るのではない。

  
   
               テスト機の外観                    Google Earthで見たテストポイント付近の様子
                                
下が観察ポイント、上が直進して向かってくるコウモリの位置、水平距離で約52mある


  Pipi50作戦 その2  集音器の小型化   (2007.8月12日)
  数年前まではマイクロホンのアクセサリーとして集音器が販売されていたが最近はカタログから姿を消している事に気が付いた。
  かなり玩具ポイ外観であるが18Cmのホーンのグリップにマイクとアンプが内蔵されているものが見つかったので購入し改造した。
  オリジナルはマイクアームが極端に短くマイクの位置が焦点距離に合わされていない構造であった。
  マイクアーム中央でカットしてパイプで延長し適正な位置にBDに使用のマイクをジャックで接続できるように取り付けた。
  グリップの後部にBD取り付け用のホルダーを追加、BDとホーンを一体化して持ち運べる用にした。

  マイクアームの延長が上手くいかずここまでくるのにかなりの期間を要したがやっと2号機のテストにこぎつけた。
  集音器は直径18Cmであるがテスト結果はほぼ良好で前回の255mmφ凹面鏡に近い感触を得たと思われるが、
  この時期は通過するコウモリの数が多く狙ったもの以外の声を集音した可能性もあり正確には不明である。


  Pipi50作戦 その3  デジタル周波数表示BDの試作   (2007.8月12日)

  スーパーヘテロダイン式BDの周波数をデジタル表示とした事でチューニング周波数が正確に解かるようになった。
  BDとして必要な回路は外付けで試運転中。

     
        延長したマイクアームが見える                 後部はデジタル周波数表示のBD