3.試作1号機
写真はテスト中の2アンテナ・テルミン
味付け(音色の加工)は後で考える事にして低音部から高音部までサインカーブが
出るようにと心がけた。
外部発信する電波を弱くすることや電池使用も考えて5V電源としたが、以下のような
問題で悩まされている。
・テルミンはアンテナから電波を発信しているが、反対にアンテナから外部電波を受信して
いることにもなり電灯線などからのノイズの混入が出てしまった。(*1)
*:自宅では極小さなレベルで練習には問題がなかったが、先生に了解を頂いて教室で
テストをしたらノイズが入った。
自宅でノイズが出なく、場所によってでるという状態では解決の糸口がつかみにくく難航中!。
想定外の苦労をして作ったアンテナ
まずホームセンターなどで入手が容易なアルミニュームパイプで試した。
写真の白いアンテナはアルミ製、曲げ加工中に何度も折れてしまった。
仕方なく部分的に出来の良さそうな物を良い所取り(2ヶ一)してワンサイズ上のパイプでつないだ。
写真の赤いアンテナは曲げ加工がし易い銅管を使用した現在テスト中のアンテナ。
継ぎ手はワンタッチ式のコネクターを改造して試したりしたが多少のぐらつきがあるのであきらめた。
最終的にはしっかりと固定できることと業界標準?の写真の継ぎ手に落ち着いた。
この継ぎ手はEtherwaveに使用されているものと同じ種類である。
多くの方がテルミンの自作をされているようであるがアンテナのデーターはあまり見ません。
参考に大よその寸法を記します。
ボリュームアンテナ:: 230(L) 105(W) 10(φ)
ピッチアンテナ : 460(L) 10(φ)
注意!
銅パイプにはミリ寸法のものとインチ寸法のものがある。
継ぎ手も同じ規格のものを使用する必要がある。
お知らせ!
アンテナの製作や材料の入手でお困りの方へ
下記に連絡して頂ければお手伝い可能です。
手作業で加工する関係で曲げ部は数ミリの誤差がでるかも知れません、寸法は目安とお考え願います。
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