(28)増設用VOLコントロール回路/音色付加回路の製作中!2011.9.20

1-アンテナテルミンのプリント基板の左端の白いコネクターの先にVolume contorol(Volコン)と音色の加工をする基板を追加しようとしています。



増設する基板で音色の加工をすることも考えているのでテルミンの波形は丸い音になるように調整するため仮付けの部品がツクツク立っています。

完成すると2-アンテナテルミンのコストダウンとか、始めは1-アンテナで作って後に2−アンテナテルミンとする事も可能です。
完成品とキットの販売を考えています。

1.Volコン
ここのところVolコンの回路を考えては試し・・を繰り返していた。
主に左手の上下と音量の下がり具合、上下の動作巾、程よい位置で音量がゼロになるか、などなど。

あちらを立てればこちらが立たず、大分お遊びしています。
特性はほとんど良くなったのですが、大音量で弾くと手がアンテナに触るほどに近付けても僅かに音が残っています。
今回はトランスコンダクタアンプなどの能動素子を使用しない回路でVolコンを作ろうとしています。

電圧の大小で抵抗値が変わる特性の素子としてLEDとCdSを組み合わせLED−CdSフォトカプラを作りました。

LED−CdSフォトカプラを2ヶ使用した逆L型の可変アッテネーターとトランジスターで構成しています。
一段目は直列で絞り、二段目は信号をアースにバイパスして絞ります。
二つの素子をコントロールする電圧のかけ方で滑らかなVolコンの特性を出そうとしています。
音量を完全に絞るために三段目はトランジスターにしました。

トランジスターやFETは単純に音量コントロールに使うと音が歪むのが難点なので、
Volアンテナに手が接近した時のみ3段目が動作するよう制御してあります。

Volアンテナの30cm以上の上空からアンテナの数cm上の間で手を上下させて滑らかに音量を変化できます。

Fixした回路はこんなふうになっています。       ブレッドボードにも追加回路!!。

  


次回の 音色コントロール回路に続きます。



 


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