(33)テルミンのアタック感を強く出す試み 2012.2.4
mixiやブログにテルミンの演奏は(フレーズの出だしに)アタック感が出ない、とか 出しにくいなどとどなたかが書かれていました。
読んだ時は、VOLコンの回路はそのような特性になりやすいし、演奏技術でアタック感を強くしようとすればVOLアンテナの上で左手をものすごい速度で上昇しなければなりません。
ジムに通って筋トレをしても限界があるから、そう言うものなんだと、思っていました。
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そこで既存の回路に細工を加えることでテルミンのVOLコンの立ち上がりを早くする実験をしました。
実際に演奏してお見せ(お聞かせ)するのが一番なのですがそちらの方は得手じゃないので波形でご覧にいれます。
最初は普通に作ったテルミンで左手を素早く上下した場合の波形です。
次にアタック感をアップした波形がでます。
http://youtu.be/i6loApUBFgs
ずいぶん早く立ち上がるようになったと思います。
もちろん普通のアタック感の演奏も可能です。
私にできるのはここまでです。
近日中に仮設部分をテルミンに組み込みたいと思っています。
◎どなたかアタック感を活かせる曲を演奏してくださいませんか。
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先日の三角波の実験なるものはその後もう1ステップ進みまして、サイン波、三角波、矩形波の三つ揃いとなりました。
それぞれにミキシング用のVRを追加してミキシング量を調整できるようにしました。
それがどうした?、と云われても、ただ、それだけのこと、としかお答えできません。
これまで回路がwebにでているテルミンでは波形をクリップさせて矩形波状にする、ミキシング回路で両方の信号をクロストークさせて歪ませる、非直線な応答をする回路を通す、トーンコントロール回路(フィルター)を併用するなどが見受けられます。
基本的な波形3つを自由にミキシングするものはなかったように思います。
音色には好みがありますのでどれが良いとか悪いなどは申しません。
こちらはやや複雑な回路になったので暖かくなる頃には外付けBOXにまとめてみようかと思っています。
◎こちらの方もご興味のある方が見えましたらお知らせくださるとうれしいです。
次回に続く予定
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